2ntブログ

貧乳大作戦!

ここでは、貧乳大作戦! に関する情報を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「ええ…はい。わ…かりました。すぐに」
リビングに突っ立って携帯電話を受けているのは、かんなの姉の梅澤八重子だ。難し
い顔をして電話を切る。脇のソファーでは雑誌を膝に置いて、心配そうにかんなが姉
を見上げている。八重子が振り返る。
「かんな…ごめん。すぐ出なくちゃいけなくなった」
人気女子アナである姉の美しい顔の、眉間に皺が寄る。
「お仕事?」
「うん。さっき速報で出たでしょ、伊豆沖でタンカー座礁ってやつ。ヘリで現場へ
飛んでくれって」
「そう…大丈夫よ、あたしは。早く用意しないと」
「う…ん。でも約束が」
「あうッ…はあッ!!」
部屋には明らかに年端も行かぬ少女の喘ぎとわかる、猥褻な声が響いていて2人は硬
直した。休みの日に笹木工は梅澤かんなを伴って、入内島さくらの要請に応じて、彼
女が常宿にしているホテル最上階のスイートを訪れていた。
「いらっしゃい」
隣の部屋から途切れ途切れに聞こえる少女のよがり声が聞こえないかのように、さく
らは嫣然たる笑みを浮かべてバスローブ姿で2人を入り口で出迎えた。
さくらの美貌に驚く間もなく、ヘンな声の方に神経が行ってしまう。部屋には静かに
FMクラシック音楽が流れているが、喘ぎ声の方が遥かに大きい。工もだが、かんな
も人のセックス中に居合わせるのは初めてとあってすでに顔は真っ赤ッ赤だ。工の袖
を掴んで引っ張る。
(ちょっとッ…これどういうことッ)
「ごめん」工はそう言うと、かんなの頭を抱きこんだ。同時にさくらが少女の腕をね
じり上げ、あっと言う間に後ろ手に縛り上げてしまう。
「なッなんでッ」