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しおり

ここでは、しおり に関する情報を紹介しています。
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高校時代の話である。中学時代に上玉と思っていた同級生は2年3年に比べればまだまだガキだ!と思うほど上級生には『おんな』を感じていた。
なかでも『しおり』は背中まで伸びた天然のくりいろの髪が魅力でスレンダーな美人だった。例えるなら酒井彩名似である。彼女は胸こそ微乳ではあるが手足が長くそしてしなやかで細い。今では珍しくは無いが十数年前には髪がくりいろであることでさえ珍しかった時代だ。
 そんな彼女は自治会(生徒会と同じ)の役員で少しでも彼女に近づきたいと思った俺は、興味の無い自治会事務局へ入局し、数少ない男子局員として重宝されていた。毎回彼女には会えるものの向こうは役員、こちらは新入局員・・そんなに接点はない。つまらない毎日が続く。唯一の楽しみと言えば鉄格子が剥き出しになり目隠しの無い階段。踊り場を有し『く』の字に折り返す階段はパンチラを拝めるスポットである。色んな先輩、同級生のスカートの中を堪能させて頂いたが、しおりのスカートの中を覗き込むのは特別なものであった。
 『自治会活動室』はコの字型の校舎の向かい合わせになった一辺の端の三階にあり1フロア全体が自治会関係の階になっている。その階に来るのは自治会関係者のみで、無論しおりも毎放課後階段を上って来る。早めに最上階に上り、彼女を待ち伏せし、しおりが階段を上るタイミングを見計らい俺は降りる。
『おつかれさま!』
 前日用意したものはまず、女子トイレの隣室の用具室に脚立を準備した。そしてこれもまた当時としては珍しいポラロイドカメラを友人に借りた。布テープを20センチの長さに切、片端を折り曲げ直ぐに剥がせるように無数に板に貼り付けたもの、作業ロープを適度に切断したもの数本、そして手刀と懐中電灯を作業員が腰に巻く工具入れが装備されたベルトだった。
何度となく練習した。直ぐに用具を取り出しロスなく使用する。手刀で指を切ったくらいである。しかし、その甲斐がもうじき報われる。
 用具室から脚立を取り出し、しおりのいる小部屋に近づく。一気に行わなければ大声を出される。とは言えこの階、いやこの塔に人はいない。だが、慎重に且つ大胆に事を進める。
女子トイレの戸を開け、閉ざされた小部屋の前に脚立を立てる。彼女の入室などは確認しない。戸口の閉まったところが居場所だ。
素早く脚立に上りながらポラロイドを構え、しゃがみながら要をたす彼女をポラに収めた。
『はぁっ!』
 定時総会は無事終了し、我々自治会事務局員は多忙な日々を終演し暫しの休息期間に入る。少しすれば文化祭の準備に入りまた多忙な学園生活がやってくるのだ。
 陵辱の晩から1週間ほどたったが、何事も無かったように前日までと同じ毎日を送った。ただ、今までの日々と違ったのは彼女が俺と視線を合わせなくなった事と、会話を交わさなくなった事である。
俺は多少の不安を抱えていたが、しおりは俺の比ではなかったろう。ただ、気丈な彼女は学校を休むことも無く、鬱になるような素振りも見えない。
 かなりの数の男達に告白をされたり、ラブレターをもらっても誰とも交際をしない彼女に対して、嫉妬からか同姓の友人もなく増してや特定の異性が居なかったしおりは誰にも相談できずにいたはずだ。ひょっとすると、学内で一番会話を交わす男は俺だったのかもしれない。彼女へのラブレターを渡す役目を何度かたのまれたことがあったくらいだ。
ただ、しおりからは天使のような笑顔が消え何かに脅えている表情が伺えた。俺との会話はなくなったものの、彼女からの視線を強く感じるようになったのだ。
しおりの中で果てた俺は、彼女の背後から僅かに膨らんだ胸を揉み解す。セーラー服をたくし上げブラジャーの上から背中に口付けた。
彼女の体は軽い痙攣を起こし、それに合わせるように嗚咽を発している。
『うっ、う・・・うっ』
涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔に哀れさの中にも美しさを感じた。
「明日、俺の家に来い!セーラー服を持ってこいよ。
俺は白いパンティはあまり好きじゃないんだ。お前の持っている下着の中で
可愛らしい柄物をはいて来るんだ。着替えももってこいよ。
それから・・・家に来るときの服装は、お前が持っているスカートの中で1
番短い奴を履いて来るんだ。ハイソックスも忘れずにな」
新たな約束を交わした。
『はぎ、ばかりました。【はい、わかりました】』
嗚咽の中で下唇をかみ締めながら、しおりは了解をした。