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一夏の経験 4

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第3章 軟禁 
 二人が居なくなってしまうと途端にお腹が空いていることに気付いた。ダイニングの机にはまた食べ残しの料理が残されていた。早速ひとつまみ食べた。その時カメラが自分を見ているのが目に付いた。すぐに皿を床に置き食べた。食べ終わるとそれらを洗い。テーブルの上を拭いた。それから散らかっていた新聞の類を片付け、綱の長さだけ家の中を見て歩いた。
 二人だけで暮らすには広すぎる家だったが、綱があるのですべては見て歩けない。五メートルくらいの綱が行動範囲を制限していた。机から外そうと思えば出来ないことはない。でももしもそれをカメラで見られていたらと思うとためらわれた。
 トイレに行く振りをしてカメラから逃れた。そして二人の寝室の前まで来て綱に引き返された。二人の寝室まで行けばタンスがあるはずなのに。残念でならない。廊下には備え付けの引き戸があった。静かに開けて見た。沢山の段ボールが詰まっていた。冬物、本、衣類とか書いてある。その中の衣類と書いてある大きな段ボールを静かに引き出し開けてみた。女物の冬物衣類だった。開けただけで何やらかぐわしい匂いが漂う。厚手のスカートやセーターなど。それらと一緒にビニールの袋に入ったものがあった。取りだして開くと白やベージュの冬物の下着やシルクのパジャマのようだ。思わず顔を押しつけ香りを嗅いだ。開けたことが分からないように慎重に元あったようにフタをした。
 それから朝から勃起したままだったので気が付かなかったがオシッコがしたくなった。トイレに入るとピンク色の敷物、便座カバー、タオルとピンク一色なのが卑猥な気分を駆り立てた。便器の脇に汚物入れがあった。覗いてみた。何もなかった。二人とも生理ではないようだ。
 いつの頃だったか、同じ中学の同級生の家で、お母さんがトイレを使った後、健一が入ると、赤いナプキンが便器の前に落ちていたことがあった。女性の生理など知るはずもなかった健一は悪気もなく、そのお母さんが怪我でもしたのかと思い尋ねると恥ずかしそうに、「女はね、子供を産むために生理っていうのがあって、股の所から血が出てくるの」そんなことを教えてもらった。
 「そうなんですか、でも痛くないんですか?大丈夫ですか」ちょうどそこの友達が何か取りに外に行ったときだったので、二人は秘密を共有した者同士で親密になり「今度一人で遊びに来なさい」そう言われてその日は帰っていった。
 別の日に出掛けていくと、お茶を出してくれて世間話の後、「じゃ今日は健一君だけにいいこと教えて上げるわね」そう言ってカーテンを閉め、「おばさんのこと好き?」唐突にそう聞かれた。「勿論です」そう答えざるを得なかった。
 「だったらまず健一君裸になってみて」健一は何かとんでもなくいいことに巡り会ったように目を潤ませて裸になった。「パンツもよ」友達のお母さんはパンツを脱ぐと健一のペニスに頬ずりした。「健一君小柄なのにうちの子より立派だわ」健一は何のことか分からなかった。
 「じゃ私も脱いでみるわね」そう言うと、着ていた洋服を脱ぎ、スリップ姿になった。「随分おばさんだけど、どうかしら」健一はもうそれだけでのぼせ上がって身体が熱くなった。瞬きもせずに目を大きく開けて食い入るように眺めた。
 「すてきです」いつも風呂上がりのように若々しい肌をして身なりを整えているところが健一は気に入っていた。化粧もけばけばしくなく、何よりも女らしい胸や腰の膨らみが心地よさを感じさせていた。
 「ほんと、ありがとう。それじゃ女の身体のこと、教えて上げるわね」そう言うと健一の手を胸に持っていった。レースとナイロンのスベスベしたさわり心地の良さに手が震えた。「肩の紐を下ろして」そう言って、細いスリップの紐と可愛いレースをあしらったブラジャーの紐を肩からずらしていった。露出させた白い胸には、血管が浮き出ていた。大きな乳輪の中に健一の小指ほどの乳首があった。「大きいでしょ。Dカップなのよ。そんなこと言っても分からないか。こうするとユサユサするでしょ。全体を揉んでから、ここをクリクリして」健一に胸のさわり方を教え、乳首を攻めさせた。今にも飛びかかりたかった健一だが、圧倒的に年上の女性を前にそこまでの勇気はなかった。髪の匂いなのか身体全体から発するいい香りが自分の頭に染みこむようだった。
 それから友達の母親は腰を浮かせるとパンティを足から抜いて、ソファに寝ころんだ。そして健一に女の身体の名称とそのメカニズムを教えた。それから興奮して血走った目で訴えかける健一のペニスに手をやり抜いてやった。手を添えてやったときにはもう寸前まで射精感が高まっていた。一度か二度手を動かすだけでいってしまった。「もう、かわいいんだから」そう言うとティッシュできれいに拭ってくれた。
 その日はそこまでだった。それからも何度か一人で訪ねていったが、いつも友達がいたり、来客があって、それ以上進展することはなかった。だから健一はセックスは勿論、フェラチオもしてもらったことはなかった。その家を訪ねるたびに、友達のお母さんが着ていた裾に高価なレースをほどこし光り輝いた白のスリップ姿が瞼に浮かんだ。
健一は汚物入れを開けたとき、スリップ姿の友達のお母さんを思い出していた。手を股間に持って行くと知らぬ間に勃起していた。コンドームをかぶったペニスからは透明の液体がしみ出ていた。二度三度手を上下させると、ルミの言葉が思い出されそれ以上こすることをあきらめた。この家にいるだけでもう健一には我慢ならないほどに高まるものを感じていた。経験のない若者がソープランドに行こうと思って家を出るときから高まりを押さえられないのと一緒だ。
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