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一夏の経験2

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 一人は美容師、一人はブティックに勤めていた。急かしている方が美容師のルミ。もう一人の聞き役なのが、商社OLのカオルだ。その家はカオルが両親と住んでいたものだった。大手建築会社の現地役員としてシンガポールへ単身赴任していった父親が、体調不良を訴えたのは昨年の暮れのこと。妻の現地住まいを了承させ、この春にカオルの母親はシンガポールへ行ってしまった。その後、一人で広い家をもてあましていたカオルが学生時代の友人であるルミを住まわせたのだった。
 ルミの家は都心からは離れていたこともあって、よろこんで話に乗ってきた。しかし二人ともそれまで一人で暮らした経験がなく、炊事は何とかこなすものの掃除、洗濯、ゴミ出しなど今までしたこともなかった。
 女二人の暮らしも二ヶ月三ヶ月過ぎて、初めは学生時代の乗りで毎晩ビデオを見たり酒盛りをしたりと盛り上がっていたが、やや倦怠気味になりかけていた。その頃から、毎晩風呂の後自分たちで洗濯して外に干していた下着類やストッキングが一つ二つと無くなるようになった。きっと二人が留守の時に誰か汚らしい変質者が現れるに違いないと踏んで、その日も見張っていたところに健一が現れたというわけである。
 ルミとカオルにその場で盗んだ下着で何をしていたのか見せろと言われた健一は、履いていたパンティを脱ぎ、それを鼻に持っていき右手でペニスをしごいた。くんくんクロッチの部分の臭いを嗅ぎ、根本から先へと自暴自棄になって勢いよくこすった。そして間もなく、足を弓のようにぴーんと力を入れたかと思うと果てていた。白い白濁液が放物線を描いて前にいたカオルに飛びちった。
 「いやっ、何するの、私の足にかかったじゃない。汚らしい。ちょっとどうしてくれるの?」カオルが飛び跳ねて言った。
 と同時に、随分年下とはいえ、男の生理現象を目の当たりにして興奮気味だったルミが逆上したような声で叫んだ。「なにやってんのよ。あんた自分でどうにかしなさい。そうだわ、舐めなさい、カオルについた自分のものを舐めとるのよ」少年はまだいった余韻の中にいたが覚悟を決め、カオルに近づいた。そして夢遊病者のように呆然とカオルの前に進み跪き、自分で飛ばした白い液体を口に含んだ。白いものが無くなってもいつまでも舐めていたいほどカオルの肌は滑らかで甘美であった。
 「いつまで舐めてるのよ。犬みたい。もう取れたでしょ。変態!」カオルが足を跳ね上げて叫んだ。下を向く少年の股間には今出したばかりだというのに上を向いた潜望鏡が屹立していた。「何、あなた今出したと思ったら、もう大きくして。若いとは言っても。それってやっぱり変態なんじゃない。自分の精液舐めて、おっ立ててるなんて」ルミが自分の興奮を煽るように行った。
 少年は何も言えず、ただ手を前に回して隠した。「さて、どうしよかしら。ねぇ、カオル。警察に電話するのもいいけど。私たちの大事な下着を盗まれたわけだし、その罪を償ってもらうなんていうのは。ねぇ、ここでこの子を監禁するってことにしたらどうかしら? ね、カオル。そうだわ、犬として。あんた私たちの飼い犬になりなさい。そうすれば、私たちだけじゃ手に余る家事をさせることも出来るし、ちょうどおまえみたいな従順な犬のようなメイドを探していたところなんだから」
 少年は何も考える間もなく、目を輝かせ頷いていた。「いいかもね。ママたちが次に帰ってくるのは年末だし。ちょうど家のことをいろいろやらせられるし」カオルがそう言うとルミはにっこり笑って言い放った。「いい、私たちに反抗しようものなら、すぐに警察に電話するからね。今すぐ電話してもいいんだけど。どお、頷いたということは受け入れるのね。少しは、私たちに奉仕してもらわなきゃ。盗んだ下着分はたらくのよ。いい」カオルは居候の身で家事を余り引き受けない後ろめたさをこうしてこの少年に肩代わりさせられるこの計画に自らうっとりしていた。
 こうして少年は、二人が暮らす庭付きの広い家の中で、メイド犬として飼い慣らされることになった。「それじゃまず制服を用意しなくちゃね。おまえはこんなのがいいんでしょ。どうせ汚すんだから。裸でいるわけにもいかないし。着てみなさい。それに上はこれも私の着なくなったキャミソール。それにエプロンなんてどう。夏だからこんなのでちょうどいいんじゃない。変態犬には」健一は言われるままに、前にレースの飾りのある黒のハイレグのパンティを履き、白い綿のキャミソールを着て、クリーム色のエプロンをかぶった。
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